何が起きたの？

ふぅ。×1になって、2度目のシングルクリスマスか…
と、友達(男性)からメール。
「今から、遊びにいってもいい？」
「暇やし、どうぞ。」
と、いつもの調子で会うことにした。
いつもは、何人かと一緒なんに、どうしたんだろう？と疑問に思いつつ…
家では、ジャージで色気もくそもなし！！
ピンポーン♪
「おまえなあ、世の中クリスマスやってさわいでいるのに、家でゴロゴロしてたら、老けるぞ！」
（苦笑）大きなお世話だ。そういうあんたもここに、遊びに来たんじゃない。
「で、何？」
実は、シングルになってから、男性と二人きりなんてシチュエーションなかったもんだから、少しドキドキ…でも、表情や態度にでないように、テンションあげてました(^^；
「なあ、男と女で、友情成立すると思うか？」
「いきなり、どしたん？うちらがそうでしょ。」（5〜6年くらいのつきあいになる）
「そうか…」
なんなんだ！この“間”は！
「俺って、恋愛の対象にならんけ？」
「はあぁぁぁ〜？だって、Aには彼女おるやろ？」
「言ってなかったんやけど、3年間彼女おるふりしてた。」
？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？
なぜに、そんなふりをしなくちゃいけないのか…ありえない！！
「おまえが、別居、離婚と苦しんでた時に、友達として見守っていたかったんや。もし、俺が彼女と別れたって言ってたら、おまえ、一人で何もできん女になってたやろ？自分自身見失ってる時やから、誰でもいいし、寄りかかりたくなったやろ？」
………これって？
どこかで、聞いたことがある。

『優しくできるのは誰にでも。厳しくできるのは大切に思う人だけ。』

自分に都合のいい解釈の仕方だろうか？
「ねぇ、クリスマスに踊らされてない？にわか（もう、死語か？）彼女ほしくなった？」
あ゛ー！！気持ちと言葉って、うまくつながらない。だって、だってね、恋愛の仕方？忘れたんだも〜ん（泣）
「また、ちゃかすんか？おまえが、もう男なんて信じられんって言うたびに、まだ、前のだんなの事忘れられんげんなって、思っとった。」
（まあ、かなりひどい目にあわせられたしね。）
「男なんて、前のだんなみたいなヤツだけじゃないげんぞ！」
「わかってるけど、もう傷つきたくないしぃ〜。それに、もしAと付き合って別れる事になったら、友達と恋人、一度になくしてしまう事になるやろ？そんなん耐えれんしぃ。」
「おまえが、どれだけ傷ついてきたか、ずっと見てきたし、もう、そんな事はないから…」
あれ？私泣いてる…やっぱり女だったんだぁ。
張りつめていたものが、プチンって、切れた。
男の人の前で泣いたのって、何年ぶりだろう？
心を許したのって…
一人で生きていかなきゃ！って、自分の事で精一杯だった。そんな私をいつも励ましてくれてたA。
今さらながら、感謝の気持ちでいっぱい！！
ありがとう！！

久しぶりに触れた男の人の唇。指。肌。
彼は、とても優しかった。
ずいぶんと、ご無沙汰だったので、かなり痛かった。(前のだんなとはセックスレス夫婦だったので）
Aは今、布団の中で爆睡中。
ドラマのような展開だったなぁ。
ジャージ姿の私を除けば…